【姶良市加治木町M様邸 耐震リフォーム】能登半島地震から学ぶ!築45年の木造住宅を「かべつよし」で徹底補強
皆さん、こんにちは!姶良市で地域密着のリフォームニシキです。
今回は、姶良市加治木町にお住まいのM様邸で行った耐震補強工事の事例をご紹介いたします。
M様邸は築45年の木造住宅。昨年の能登半島地震をきっかけに耐震補強工事の必要性をお考えになったとの事です。
耐震診断ソフトによる診断の結果、総合評価が0.6(※一般的には1.0以上を推奨)であることが判明し、地震への備えが急務でした。
基礎部分にひび割れが生じています。
構造躯体を調べるため天井裏を見て筋交いの位置、梁と柱の固定方法などを確認します。
耐震診断ソフトの算出で今回は計6か所の施工となりましたが、本ブログでは施工箇所の一部をご紹介します。
使用した耐震補強材:エイム「かべつよし」
M様邸の状況を考慮し、エイム社の「かべつよし」を採用した耐震補強プランをご提案。
2000年に業界ではじめて天井・床を壊さない高耐力壁として誕生したのが「かべつよし」です。
既存の壁を活かしながら耐震性能を向上できるリフォーム用耐震補強材です。
https://note.com/safety81secure/n/nf87b42502eb6
↑メーカーであるエイム社による、かべつよしの詳しい説明ページです。
施工性が高く短期間で工事を完了できるため、住みながらでも施工可能な「かべつよし」の特性を活かし、
生活への影響を最小限に抑えながら、耐震性能の向上を目指しました。
施工箇所1 縁側
写真は玄関ホールににつながる縁側突き当りの壁です。
耐震に効果的かつ、生活する上でなるべく影響が少ない場所を選定して施工します。
壁を解体したところです。
天井の梁と柱に金物を施工しています。
土台にも金物を施工しています。
下地金物を取り付け、壁下地が完成しました。
下地の上からかべつよしを貼ったところです。
さらにその上にベニヤを貼って復旧しました。
施工箇所2 和室の角
なるべく生活に支障のない場所を選定していますが、計算上施工が必要な場合には居室への耐震補強もあります。
写真は縁側の隣にある和室で、角の壁2か所(じゅらく壁2枚)が施工対象です。
2枚の壁が解体されました。
土台と柱が金物で固定されました。
柱と梁が金物で固定されました。
壁下地が作成されました。
金物を設置して下地が完成しました。
下地の上にかべつよしを貼り、解体した長押を復旧したところです。
かべつよしの上からベニヤを貼って復旧しました。
他3か所も同様に①解体 ②金物施工(土台と柱、梁と柱)③下地作成 ④合板(かべつよし)貼り ⑤復旧という流れで補強工事を行いました。
耐震リフォームの費用は?
今回の耐震リフォームによって、地震発生時の倒壊リスクを軽減し、安心して暮らせる住まいへと生まれ変わりました。
耐震リフォームの費用は、建物の構造や補強方法によって異なります。
今回M様邸のかべつよしを使用した耐震補強工事は135万円となりました。
リフォームニシキでは、お客様のご予算やご要望に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください😊