霧島市隼人町N様邸 やさしさと快適さを叶える住まいへ

2025年01月15日 施工現場中継Blog

隼人町N様邸では、ご主人の介護を考慮したバリアフリーリフォームと快適性を追求した住まいづくりを行いました。

まず浴室と脱衣所の工事から見ていきましょう。

タイル貼りの浴室です。TOTOサザナ1616Sを採用し、もともとが0.75坪でしたが1坪へと広げる工事をします。脱衣所も併せて拡張工事をしていきます。

タイルを壊して撤去し、外側へ広げるため外壁も撤去したあと、コンクリートを打設しました。

浴室外壁の撤去の様子。

コンクリートを打設して外壁下地を作りました。増築された箇所が外側へせり出しています。

 

外壁下地にモルタルを塗ったところです。

今回は電気温水器からエコキュートへの取替えも行いました。

こちらは浴室から脱衣所をみたところです。床の下地を作っています。

浴室外部側の壁の内部には断熱材を充填し、窓は複層ガラスへ交換しました。外気温の影響を受けにくくして、ヒートショックの原因となる冬場の寒さを和らげます。

TOTOサザナ1616Sを採用した浴室が完成しました。随所に手すりが配置され、出入口の段差も解消されてほぼフラットに。増築により広々とした空間と、バリアフリー仕様でご主人も安心してお使いいただけるお風呂となりました。

脱衣所は誰もが使いやすい、広さのあるスペースになりました。

まだまだ施工箇所の紹介が続きます!次は雨漏りでお悩みだった屋根の葺き替え工事をご紹介します(^^)

だいぶ傷んでいるのがわかりますね。まずは古い屋根材を撤去していきます。

 

屋根がスケルトンな状態になりました。

野地板(のじいた)を張ったところです。野地板とは、屋根材を取り付けるための下地材で、屋根の骨組みである垂木の上に張る板です。屋根の耐久性を保つ重要な役割を担っています。

アスファルトルーフィングと呼ばれる下地材を敷いていきます。これは紙や不織布にアスファルトをしみこませた防水材で、屋根や外壁などの防水、屋根材に使用されます。

アスファルトルーフィングがぴっちりと敷きこまれたあとは、瓦桟(かわらざん)と呼ばれる細長い木材をまずは縦に敷きます。瓦桟には、瓦同士の重なり程度を均等にして、見た目だけでなく防水機能をしっかりと持たせる役目と、瓦がずり落ちないようにする役目の2つがあります。

この瓦桟は本来なら縦方向だけで良いのですが、桜島の降灰対策や風が強い地域などは横方向にも施工します。今回はご覧の通り、縦横どちらの方向も施工しております。

次はいよいよ陶器の瓦を載せていきます。

瓦のいち枚いち枚を、しっかりと瓦桟にビス止めしています。

屋根瓦専用の漆喰材を棟部分の熨斗瓦と棟瓦の隙間に詰めます。これには雨水の浸入を防ぎつつ見た目を美しく保つという役割があります。

使用している漆喰材には耐久性や調湿性に優れ、ひび割れを低減する新配合が施されています。

全ての工程を終えて、美しい艶のある陶器瓦の屋根が完成しました。陶器瓦は表面が釉薬でコーティングされ、色あせしないので長く美しさが持続します。

ふだん屋根の状態を気にすることは少ないかもしれませんが、大事な家屋を雨や風から守るために髙い耐久性が必要な場所です。

いちど家の屋根を観察してみて、気になる箇所がございましたら弊社にご相談ください(^^)

N様邸は内窓の施工やカーポート新設など、他にも工事をお任せいただきました。そちらは施行事例に投稿しますので、ぜひそちらもご覧くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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