部屋の暖かさが逃げる原因と対策✨:窓の断熱が鍵!
部屋の暖かさが逃げる原因と対策✨:窓の断熱が鍵!
寒い冬、室内がなかなか暖まらず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?❄️
2025年1月23日のNHKあさイチ番組内で『日本の家はなぜ寒い?』という特集を組んでいました。ご覧になった方も多いかと思います。
実は日本の住宅では、室内の暖かさが外に逃げやすい構造が原因で、快適な温度を保つのが難しいケースが多いのです。
エアコンやストーブの暖房の効きがなぜ悪いのか?わが家はなぜこんなに寒いのか?そしてそのお悩みを解消するポイントについてご紹介します。
室内温度のWHO基準
WHO(世界保健機関)は、感染症やヒートショックを防ぐために、冬の室内温度は18℃以上を推奨しています✨。
しかし、日本ではその基準を満たしているのは一部の地域(北海道・新潟・千葉・神奈川)のみで、それ以外の都道府県は18℃未満という調査結果があります😕
その中で特に注目すべきは、北海道が寒冷地にもかかわらず高い室内温度を維持できている点です☃️
なんと冬の室内で半袖で過ごしている家庭もあるそうですよ。
これは、北海道の住宅で行われている断熱対策のレベルが高いためだと言われています。
暖かさが逃げる場所はどこ?
暖房を使って室内を温めても、熱が逃げてしまうと快適さは維持できません…😬 では、室内の暖かさはどこから逃げているのでしょうか?
YKK APの実験データによると、熱の逃げる割合は以下の通りです。
- 屋根…約4%
- 換気(換気扇など)…約16%
- 外壁…約20%
- 窓…約50%
- ※アルミ窓(複層ガラス) 室内20度の場合 2/14 5-6時(日平均外気温最低日) 東京 YKK AP算出
なんと、全体の約50%もの暖かさが窓から逃げているのです❗🌤️
日本の窓が寒い理由
日本の住宅で多く使われている窓の構造は、1枚ガラス&アルミ製サッシが主流です😩
しかし、この組み合わせは断熱性能が非常に低く、室内の暖かさを効率よく逃してしまいます。
驚くべきことに、まだ日本の住宅の約7割がこのタイプの窓を採用しています。
一方、断熱効果の高い窓として注目されているのが、
樹脂製サッシ
(YKK AP ホームページ参照)
樹脂窓とは、窓のフレームが樹脂製でできている窓のことです。
断熱/遮熱/気密性に非常にすぐれています。
複層ガラス(二重ガラス)
(YKK AP ホームページ参照)
複層ガラスとは、複数のガラスを重ねて、その間に空気やアルゴンガスなどを封じ込めたガラスのことです。
断熱効果や結露防止効果、防犯性など、さまざまなメリットがあります。
- ガラスが2枚の複層ガラスを「ペアガラス」といいます。
- ガラスが3枚の複層ガラスを「トリプルガラス」といいます。
- 先にご紹介した樹脂製サッシと合わせることで、さらに断熱効果が向上します。
一枚ガラスの窓と複層ガラスを使用した窓の表面温度の比較です。(YKK AP ホームページ参照)
ひと目で複層ガラスが暖かいことがわかります。
内窓
(YKK AP ホームページ参照)
内窓とは、今ある窓の手前(室内側)にもう1枚、窓を取り付けたもののことです。 通常の窓よりも防音性・断熱性が高く、防犯の面でも強くなります。
これらを採用することで、窓からの熱損失を大幅に減らすことが可能です😎✨
未来の家づくりのポイント
もしこれから新築やリフォームを検討されている方は、窓の断熱性能にぜひ注目してください✨
特に、樹脂サッシや複層ガラス、内窓の設置を採用することで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を実現できます☀️❄️
先進的窓リノベ2025で快適な住まいを実現!
政府が推進する「先進的窓リノベ2025」では、断熱性能の高い窓へのリフォームを支援する制度が昨年に引き続きスタートしました📢✨。
制度の目的
この事業は、既存住宅の省エネ化を早めることでエネルギー費用の負担を軽減し、快適な住環境を提供することを目的としてのいます。
また、2030年度までに家庭部門からのCO2排出量を66%削減することや、質の高い生活(ウェルビーイング)の実現を目指しています🏡✨。
補助対象と補助内容
- 対象:断熱性能の高い窓(樹脂サッシや複層ガラスなど)への改修
- 補助金額:費用の1/2相当が補助(上限200万円)
- 適用条件:令和6年11月22日以降に着手した改修工事が対象。ドアも同一契約内で断熱性能を高める改修を行う場合には補助の対象に含まれます🚪✨
- ※予算が無くなり次第終了です。
これを機に、窓の断熱性能を見直し、家全体の暖かさを守る第一歩を踏み出してみませんか?🏠✨
リフォームニシキでは、「先進的窓リノベ2025」に関する詳しい情報や申請サポートも行っております🎉。ぜひお気軽にお問い合わせください📞🙏